なぜ弁当屋はここまで潰れるのか?倒産急増の裏にある本当の理由

この動画は、
税理士のスガワラ氏が、
近年お弁当屋さんの倒産が
急増している背景と、
業界が直面している
構造的な問題について、
大手チェーン
「ほっともっと」
の業績などを交えて解説したものです。

https://www.plenus.co.jp/

https://www.hottomotto.com/

お弁当業界が
これほどまでに
厳しい状況に置かれている理由は、
単なる不況ではなく、
複数の要因が絡み合っています。

原材料費とエネルギーコストの爆上がり

「米」と「鶏肉」の高騰

お弁当の主役である
お米の価格が
以前の倍近くになり、
さらには唐揚げ弁当などに欠かせない
鶏肉も大幅に値上がりしています。

容器(プラスチック)代

容器の原料となる
原油価格の上昇により、
プラスチック容器のコストも増大しています。

強大すぎる競合他社の台頭

お弁当屋さんは、
今や「お弁当屋同士」だけでなく、
より強力なインフラを持つ
他業態と戦っています。

コンビニ

店内で調理する
「中食」の強化や、
女性向けのサイズ展開、
味の向上により、
手軽さで圧倒されています。

スーパー・ドラッグストア

夕方の割引販売や、
元々の圧倒的な安さで
客を奪っています。

デリバリー(Uber Eatsなど)

買いに行く手間すら省ける
サービスの普及により、
店舗型の優位性が薄れています。

飲食店

レストランなどが
テイクアウトに注力し始め、
選択肢が激増しました。

お弁当業界の「価格競争」の罠

日用品としてのイメージ

弁当は「安さ」を基準に
選ばれることが多いため、
価格を上げると
露骨に客数が減ります。

しかし、
原価が上がっているため
値上げをしないと
赤字になるという、
極めて難しい舵取りを迫られています。

大手チェーン「ほっともっと」の戦略

スガワラ氏は、
業界1位の
「ほっともっと」
(株式会社プレナス)
の数字を分析し、
生き残りのヒントを示しています。

粗利率の維持

原材料が上がった分、
適切に価格に転嫁(値上げ)することで
粗利率(約52%前後)を一定に保ち、
利益を確保しています。

店舗の精査

不採算店舗を減らす
(店舗数は減少傾向)
一方で、
1店舗あたりの売上単価を上げることで、
効率的な経営にシフトしています。

結論

お弁当業界は、
価格の安さを求める
「価格競争」
に陥りやすい構造にあります。

ほっともっとのように、
デジタル活用
(ネット注文・デリバリー)や
適切な値上げ、
不採算店舗の整理ができる大手は
生き残れますが、
これらに対応できない
個人商店や中小規模の店舗は、
今後もさらに倒産が増えると
予想されています。

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