- 2025/11/13
華やかなイメージがある一方、
3年以内で9割以上、
5年以内では
99%が辞めてしまうとも言われるほど
離職率が高い
「パティシエ」という職業について、
現役パティシエ(ゲーマーパティシエK氏)の視点から
その過酷な現実と
5つの理由を解説しています。
パティシエの離職率が高い5つの理由
1. 圧倒的な拘束時間の長さと休みの少なさ
通常でも10時間前後、
忙しい時期やイベント
(クリスマスなど)前は
12〜16時間労働がざらにあります。
体力的に過酷なうえ、
個人店などでは
月4〜6日程度しか休みがない場合も多く、
自分の時間が取れません。
2. 過酷さゆえの人間関係の崩壊
長時間のハードワークで
心身の余裕やストレス耐性が奪われ、
些細な行き違いから
職場内で無視や
ギスギスした空気が生まれるなど、
人間関係のトラブルに発展しやすい
環境があると指摘しています。
3. 低すぎる給料
朝から晩まで
ガチガチの肉体労働をするにもかかわらず、
新人時代の月給は
13〜16万円程度であることが多いとされています。
「修行」という名目で
技術習得を優先し、
給料や待遇面が軽視されがちな
風習が残っているためです。
4. 新メニュー開発の精神的プレッシャー
激務に体が慣れてきた頃に任される
新メニュー開発ですが、
試作は基本的に
定時後(無給の残業時間)に行われ、
期限に追われる
精神的な重圧から
辞めてしまう人も少なくありません。
5. 独立開業の難易度が高すぎる
低賃金・激務に耐える
モチベーションとして
「いつか自分のお店を持つ」
(独立)という
夢を掲げている人が多いものの、
飲食店の廃業率は
2年以内で約45%というデータもあり、
開業資金(平均約800万円)を
あの低月給から貯めることの難しさから、
現実との壁に直面すると説明しています。
それでもパティシエを続ける理由
これほど過酷で
ネガティブな面が多いにもかかわらず
続ける理由は、
シンプルに
「お菓子作りが好きだから」
という点に尽きると語っていま。
自分の作ったお菓子を
お客さんや先輩に
「美味しい」と認められた時の喜びは
何物にも替えがたく、
「お菓子が好きだ」という気持ちこそが
一番の財産であると結んでいます。