経営とは愛だと理解してほしい。

近くのココイチを通り過ぎたら
カレーうどんをやっていると知ってガッカリした。
チキンスープカレーもやっている。

カレーライス、売れていないんだな・・・

ココイチのカレーは全国一の店舗展開をしている。
海外進出もしていて
カレーの本場インドにも出店している。

「なぜココイチはカレーライスだけをやらないのか?」

売り上げを伸ばすには
別メニューを投入するしかないと考えているから。

営利団体である企業は利益を伸ばし続けなくてはならない。
これは個人経営でも同じ。
なぜなら同じことを繰り返し続けて
儲け続けられるほど
世の経済状況は甘くないから。

儲け続けるためには
経済環境(顧客ニーズ)をつかんで
それに合わせて自社を変化させなくてはならない。
変化の1つがメニューを増やすこと。

ライスがうどんに変わっただけなら
「ココイチと言えばカレーだ」
というブランディングは壊れないだろう。
そう上層部はとらえているのかもしれないが、
確実にココイチカレーの魅力は弱まる。

俺は日本人
やっぱりお米が好き

うどんなら丸亀製麺を選ぶ。

「どうすればココイチ企業の売り上げを伸ばせるか?」

別業態のあんかけスパゲティというブランドを
全国展開するか?
それもパッとしない。

https://www.ichibanya.co.jp/pasta/index.html

私たち日本人は食いすぎなんだ。
外食店がウジャウジャある。
田舎でも車を30分走らせれば
必ず外食店を見つけられる。

もう飲食で感動させることは難しい時代になった!

https://www.ichibanya.co.jp/comp/info/ideology/

壱番屋の経営ミッション

「感動の提供と社会に必要とされる存在」

ココイチは食にこだわっていない。

・感動の提供
・社会に必要とされる存在

今日本社会において必要なこと
日本人が感動すること
は何だろうか?

食べることではない。
心の空腹感を満たすことが急務だと私は思う。

心の空腹感とは、つまり愛の欠乏のことなのです。

経営は愛なのです。
それを理解できた会社がこれからの日本で生き残ります。

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