- 2023/06/11
Webマーケティングや
店舗運営を手掛ける経営者が、
1〜5人規模の
小さな店舗ビジネスのリアルな戦略として、
「カフェ単体ではなぜ儲からないのか」
について
自店のデータ(客単価、原価率など)を交えながら
赤裸々に解説しています。
カフェ経営の厳しい現実(儲からない仕組み)
カフェの構造的特徴
カフェは
「低単価」×「低回転率」×「客数依存」
のビジネスモデルです。
客単価が1000円前後の場合、
滞在時間が1〜2時間と長いため客席回転率が上がらず、
利益を出すためには膨大な客数をさばく必要があります。
自店のリアルなデータ(2026年5月実績)
客単価: 1013円
原価率: 約20%
売上・利益の構造:
例えば
月200人が来店(1日10人)した場合、
売上20万円に対し原価4万円、
利益16万円となりますが、
ここから家賃や光熱費などの
高額な固定費を差し引く必要があるため、
利益を圧迫します。
高単価ビジネスとの比較
同店舗内で実施している
「靴磨き」(客単価5000円)
と比較した場合、
靴磨きは
カフェの1/5の集客で
同じ売上を作れる一方、
コーヒー(カフェ)に比べて
検索需要(市場の母数)が
圧倒的に少ないというジレンマがあります。
生き残るカフェの作り方
カフェ(コーヒー)を認知の入り口として使う
コーヒーは日常に近く
SNSなどで拡散されやすいため、
人を集める
「認知獲得ツール(広告塔)」として
非常に優秀であると説いています。
カフェ単体で売らない仕組み
生き残っている店舗は
「カフェだけ」を売っていません。
物販、
別サービスの提供(靴磨きなど)、
イベント開催、
お菓子のテイクアウトなど、
別の収益源や高単価商品への導線を
必ず併設していると指摘しています。
まとめ
「なんとなくカフェを始めたい」
というテンションでの参入は
非常に危険であり、
10年・20年と
長期的に黒字化・生存していくためには、
「カフェ×〇〇(別の収益柱)」
という
事業設計と立地選びが
不可欠であると警鐘を鳴らしています。