- 2023/06/06
この動画は
外食産業専門コンサルタントの
永田ラッパさんが、
潰れる飲食店が陥りがちな『お酒頼み』の戦略
と、それに代わる
「ソフトドリンク・ノンアルコールのポテンシャル」
について解説したものです。
お酒を飲む人口が減り、
飲み放題や低価格競争が激化する中で、
飲食店が利益を上げ続けるための
新しい視点が語られています。
1. お酒で稼ぐ時代の終焉
かつては
「料理でファンを作り、原価の低いお酒で稼ぐ」
のが飲食店の王道でしたが、
現在は以下の理由でそのモデルが崩れています。
低価格競争
飲み放題の値下げや、
レモンサワー・ハイボールの
極端な低価格化(1杯290円など)。
飲酒人口の減少
コロナ禍をきっかけとした
生活習慣の変化、
在宅勤務の普及、
ハラスメントへの配慮による飲み会の減少。
2. ソフトドリンク・ノンアルコールの市場価値
永田さんは、
多くの飲食店がこのカテゴリーを
「妥協の選択肢」
として放置していることを指摘しています。
ノンアルコールとソフトドリンクの違い
・ノンアルコール
お酒を飲む人が代替品として選ぶもの。
・ソフトドリンク
最初からお酒を飲まない人が楽しむもの。
「これでいいや」から「これが飲みたい」へ
多くのゲコ(お酒が飲めない人)は、
ウーロン茶やコーラを消去法で選んでいます。
ここを充実させることで、
顧客満足度と利益を同時に高められます。
3. 具体的な成功事例と提案
高級感のある提供方法
100%の純粋果実ジュースを
ワイングラスで提供したり、
赤ワインと同じようにサーブしたりすることで、
お酒を飲まない人も
「仲間に入れている」
感覚を楽しめます。
お茶のボトル提案
ワインのように高級なウーロン茶や
緑茶をボトル(例:2,900円)で提供し、
ワインクーラーで冷やして
ワイングラスに次ぎ合うスタイル。
1週間で20本以上出る店舗もあります。
低価格店での工夫
濃厚なカルピスを
丸氷を入れたロックグラスで提供するなど、
日常的な飲み物でも
プレゼンスを変えるだけで、
顧客は喜んでお金を払ってくれます。
ペアリングと提案
ティーバッグを多種類揃えて
料理との相性を語ったり、
「これはホットで飲んでほしい」
といった一言を添えたりするだけでも、
付加価値が生まれます。
結論
飲食店が
「ソフトドリンクは儲からない」
と決めつけるのは、
顧客への提案力(センス)
が欠けている証拠です。
多様化するニーズに合わせ、
お酒を飲まない層に対しても
「選べる楽しみ」や
「贅沢感」を提供できるかどうかが、
これからの時代の生き残り戦略になると
結論づけられています。