「天丼てんや」で客離れが深刻化、ワンコイン時代の終焉で窮地に

「庶民の味方」として
親しまれてきた
天丼チェーン「天丼てんや」にて、
客数の減少が深刻化しています。

値上げによる
客単価の上昇でカバーしてきたものの、
客離れが顕著となり
売上高・利益ともに
圧迫されている状況です。

2か月連続で客数が約1割減

2026年8月の既存店客数は
前年同月比9.4%減、
9月は10.9%減と激減。

2026年は3月を除いて
すべての月で
客数が前年割れとなっており、
売上高も減少に転じています。

4年で46%の値上げ(500円 → 730円)

かつての看板商品
「天丼(500円)」は、
値上げを経て2026年6月から
「元祖てんやの天丼」
として730円に定着。

具材構成はほぼ変わらないものの、
ワンコイン時代から
わずか4年ほどで
価格が約46%上昇しました。

原材料費高騰による利益の減少

2025年、2026年上半期ともに
売上高が増えても
経常利益が落ち込む
「増収減益」傾向が続いています。

店舗数の大幅縮小

ピーク時の2019年6月末に
国内206店舗あった店舗数は、
2026年6月末時点で 149店舗まで減少。

今後の課題

専門店の天丼としては
730円でも格安といえますが、
「ワンコインでお得に食べられる」
という
強烈なブランドイメージが裏目に出て、
他チェーン以上の顧客離れにつながっています。

定番メニューの刷新や
店舗改装などを進めていますが、
日常使いの客が納得できる
「お得感」や
「価格に見合った満足感」を
どう取り戻すかが再起の鍵となります。

 

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